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ブルガリ(BVLGARI)の歴史

画像:ブルガリロゴブルガリ(BVLGARI)の創始者ソティリオ・ブルガリは、ギリシャのカラリテス地方で先祖代々の技術を受け継いだ銀細工師の一族に生まれました。小さいころから才に長けた子供だったというソティリオは、後に父の仕事を継承しました。

1876年にバルカン戦争が勃発すると、安全を求めイタリアに移住、ここに古代ローマとギリシャの文化が融合しました。「BVLGARI」という表記も、古代アルファベットには「J」「U」「W」の3文字が無く、中世まで「J」は「T」、「U」は「V」と区別されていなかったことに由来し、歴史の重みをかもし出しています。

1884年、ソティリオはローマのシスティーナ通りに最初の店をオープンしました。その細工の妙は、同じ形のモチーフを精巧に重ねて壮大な建物に仕上げるというギリシャ建築の手法にヒントを得ており、カラーバリエーションの華やかさは彼のファッションへの造詣の深さと、抜群のセンスから生まれたものといえます。

1905年、2人の息子、コンスタンティノとジョルジョの助けを借りて、ソティリオはコンドッティ通りに店舗を構えます。これが現在もブルガリ本店としてその姿を留めています。店にはイギリス人作家チャールズ・ディケンズの小説ちなみ、「古い骨董店」の看板を掲げてイギリスやアメリカの観光客を呼び込みました。

1932年、75歳でソティリオが死去。
また、コンドッティ通りの本店を改装した際には、「美しくエレガントなファサード付きのインテリアのジュエリー店」として当時最も権威のある百科事典『トレカンティ』の「店」の項目店が紹介されるという名誉も受けました。

ブルガリスタイル20世紀初頭には、ソティリオの息子、コンスタンティノとジョルジョ兄弟は、当時の宝飾界を支配していたアール・デコ、アール・ヌーヴォー、ロココといったフランスの宝飾様式を離れ、ギリシャやローマの古典主義の作品を発表します。
ペンダントヘッドなどのモチーフとして多用されるゾディアック(星座)は、ギリシャ神話がそのルーツとなっています。歴史の素晴らしさを受け継ぎながら、それらをモダンなデザインにして蘇らせる、「ブルガリスタイル」が確立されました。

代表作としては、ゴールドやシルバーの素材をコイル状に巻くという工芸技術を用いたトウボガスラインや、蛇をモチーフにしたスネークリング、括弧をモチーフにしたパレンテシ、オニキスなどの宝石をはめ込んだブルガリ・ブルガリシリーズがあげられます。

1970年代、ニューヨーク、ジュネーブ、モンテカルロ、パリに出店しました。

1977年、「ブルガリ・ブルガリ」ウォッチが誕生しました。その後、スイスの時計メーカー、ジラール・ペルゴ社と提携。腕時計の世界に参入するためにスイスにブルガリタイムを設立しました。ブルガリは1940年代から時計の製作をはじめていたが、正式なコレクションを開始したのはこのときからです。

創業120年になるブルガリですが、日本に紹介されたのは1987年。伊藤忠商事によって宝飾のブランド品として紹介されました。
妥協のない確かな品質がじわじわと評判になり、現在ではもっとも確かなブランドとして定着、現在ではブルガリグループの年商の26%にあたる2億3800万ユーロを日本市場で稼いでいます。
現在では時計、宝飾品はもちろん、香水、アイウェア、ホームウェア、バッグ、ホテル業とブルガリは総合ブランドとしての地位を確立しつつあります。

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